世界中で愛されるRPG「ウィッチャー」シリーズ。その最新作『ウィッチャー4』について、2026年9月時点で分かっている情報を、時間がない人向けにまとめます。
最も大きなニュースは、CD PROJEKT REDが2028年の発売を目標にしていると初めて明らかにしたことです。
さらに2026年9月には『ウィッチャー3』のリマスター版、2027年には新拡張「追憶の調べ(Songs of the Past)」が登場します。
現在判明している予定を整理すると、次のようになります。
| 年 | 発売予定 | 主な内容 |
|---|---|---|
| 2026年 | 『ウィッチャー3』リマスター | 9月29日発売。対象機種の所有者は無料アップグレード |
| 2027年 | 「追憶の調べ」 | ゲラルトを主人公とする新しい有料拡張 |
| 2028年 | 『ウィッチャー4』 | シリを主人公とする新三部作の第1作 |
『ウィッチャー4』の発売日は2028年が目標
CD PROJEKT REDの共同CEOミハウ・ノワコウスキ氏は、gamescom 2026直前に公開したメッセージで、『ウィッチャー4』は2028年の発売を目標にしていると明らかにしました。

これまでは「2026年中には発売されない」という情報しかありませんでしたが、ようやく具体的な年が示されたことになります。
ただし、2028年は確定した発売日ではありません。正確な日付は未定であり、開発状況によって変更される可能性があります。
現在は500人を超える開発者が参加。CDPRは本作について、広大で没入感のあるオープンワールド、激しいアクション、プレイヤーの記憶に残る物語を備えた、同社史上最大規模の作品になると説明しています。
主人公はシリ、新たな三部作の始まり
『ウィッチャー4』の主人公はシリです。
CDPRは、シリがプロの怪物退治屋として「道」を歩むオープンワールドRPGになると説明しています。本作はゲラルトの物語をそのまま延長する作品ではなく、シリを中心とする新たなサーガの始まりです。
さらに『ウィッチャー4』から始まる新シリーズは三部作として計画されています。
物語の重要なポイントになるのが、シリがどのようにウィッチャーになったのかという部分です。
公開トレーラーのシリは、ウィッチャーの変異を受けたことを思わせる特徴を見せています。しかし、『ウィッチャー3』から本作までの間に何が起きたのかは明らかになっていません。
CDPRは、シリを通して「本当の意味でウィッチャーになるとはどういうことか」を描くと説明しています。
ゲラルトの登場と役割
ゲラルトは『ウィッチャー4』にも登場する見込みです。
開発陣はインタビューでゲラルトが登場すると説明していますが、物語でどの程度関わるのかは分かっていません。
シリの師として再び剣を取るのか、トゥサンのブドウ園から助言を送るのか。それとも短い登場や回想にとどまるのか。主人公はあくまでシリであり、ゲラルトが操作キャラクターになることも発表されていません。
2027年の「追憶の調べ」では、ゲラルトが主人公として正式に復帰します。そのため、新拡張で描かれる出来事が『ウィッチャー4』のゲラルトやシリへ何らかの形でつながる可能性はあります。
ただし、CDPRは「追憶の調べ」が『ウィッチャー4』の直接的な前日譚になるとは発表していません。
コヴィル地方と港町ヴァルドレスト

2025年に公開されたUnreal Engine 5のテックデモでは、北方のコヴィル地方と港町ヴァルドレストが登場しました。
コヴィルは鉱物資源と貿易によって栄えた北方の王国です。雪に覆われた山岳地帯だけでなく、人々や商人が集まる都市も存在します。
ただし、テックデモで確認されたのは『ウィッチャー4』の世界を使った技術展示です。物語全体がコヴィルとポヴィスだけで展開することや、ヴァルドレストが製品版でも同じ姿で登場することまでは確定していません。
原作に登場する冬の首都ラン・エクセターなど、ほかの都市がゲームに登場するかも未発表です。
鎖と魔法を組み合わせるシリの戦闘

公開されたシネマティックトレーラーでは、シリが銀の剣、鎖、魔法を組み合わせて怪物バウクと戦っています。
シリはゲラルトよりも素早く身軽に動き、鎖で敵の動きを制限しながら攻撃。さらに周囲から魔力を引き出し、鎖へ炎をまとわせる場面も描かれました。
一方、『ウィッチャー3』で使っていた瞬間移動など、強力な古き血の能力がどのように扱われるかは分かっていません。
CDPRは『ウィッチャー3』と『ウィッチャー4』の間に何かが起きたことを示唆しています。シリの能力やウィッチャー化の経緯は、本作のストーリーそのものに関わってくるのでしょう。
育成についても、剣術、魔法、錬金術などを組み合わせた自由度の高いシステムが期待されていますが、スキルツリーの具体的な仕様は未発表です。
人気カードゲーム「グウェント」については、開発陣が復活を強く示唆しています。ただし、正式なゲーム内容やルールはまだ公開されていません。
Unreal Engine 5と60fpsへの挑戦
『ウィッチャー4』では、CDPR独自のREDengineに代わってUnreal Engine 5が採用されます。
2025年のテックデモは通常のPS5上で60fps動作し、草木を高密度に描画するNanite Foliage、大勢のNPCを扱うMass AI、新しいキャラクターアニメーションなどが披露されました。
CDPRとEpic Gamesの公式発表でも、広大なオープンワールドを安定して描画するための技術開発が進められていることが説明されています。
ただし、この映像は完成版のゲームプレイではありません。
PS5で60fps動作したことは大きな成果ですが、製品版の画質やフレームレートを保証するものでもありません。対応プラットフォームについても正式発表を待つ必要があります。
2026年9月29日に『ウィッチャー3』リマスター発売
『ウィッチャー4』を待つ間、まず登場するのが『ウィッチャー3 ワイルドハント リマスター』です。
発売日は2026年9月29日。PC、PS5、Xbox Series X|Sでは、対象となる既存所有者向けに無料アップグレードとして提供されます。Nintendo Switch 2版とBattle.net版も発売されます。
リマスターではグラフィックだけでなく、戦闘、移動、ローチの操作、モンスターの行動、スキルツリー、フォトモードなども幅広く改修されます。
さらに本編所有者は、既存の大型拡張「無情なる心」と「血塗られた美酒」を追加料金なしで遊べるようになりました。
2027年は新拡張「追憶の調べ」

2027年には、『ウィッチャー3』の新しい有料拡張「追憶の調べ(Songs of the Past)」が発売されます。
主人公は再びゲラルト。舞台は農村の伝統や豊かな収穫、華やかな祭りで知られる新地域レッテンです。しかし、その穏やかな土地の下には、長く眠っていた邪悪な秘密が隠されています。
ゲラルトは新しい能力と鎖の武器を使い、未知の怪物と戦います。旧友との再会、新たな登場人物、難しい選択とその結果も物語の柱になります。
対応機種はPC、PS5、Xbox Series X|S、Nintendo Switch 2。GOG、Steam、Epic Games Storeに加え、Battle.netでも取り扱われます。発売年は2027年ですが、詳しい日付と価格はまだ発表されていません。
まとめ:ゲラルトからシリへ続く3年間
2026年9月29日には『ウィッチャー3』リマスター、2027年には新拡張「追憶の調べ」、そして2028年には『ウィッチャー4』の発売が目標とされています。
『ウィッチャー4』について正式に判明しているのは、シリが主人公であること、新三部作の第1作であること、Unreal Engine 5を採用すること、そして2028年を目標に500人以上で開発されていることです。
物語、戦闘システム、対応機種などには、まだ多くの空白が残っています。
しかし、ただ新作を待つだけの期間ではなくなりました。
2026年はリマスターでゲラルトの旅を振り返り、2027年は「追憶の調べ」で新たな冒険へ進む。そして2028年、シリが歩む新しい「道」を迎える。
ゲラルトからシリへ物語をつなぐ3年間が、いよいよ始まります。








コメント
ヘッダー画像、百歩譲ってAIに描かせてるのは仕方無いとしてせめてシリの髪色くらいはちゃんとしてほしい
攻略ブログと銘打ってるくせに原作への愛情無いんだな
シリの髪色の指摘、ありがとうございました。修正いたしました。
ウィッチャー3のDLCの噂、ありうると思います。発売が5月ではなく、発表が5月なのではと思います。2015年5月19日発売ですから。新規DLCが発売されたら、2027年までファンはじっくりプレイするでしょうから、ウィッチャー4までの繋ぎとしてはベストではないでしょうか?
そうですね。たしかに5月発表で今年中に発売の線が濃厚ですね。
まずは5月19日のウィッチャー3 の11周年の日に何か発表があるのを楽しみに待ちましょう。