先日お伝えした「ウィッチャー3の完全新規DLCが2026年にリリースされる」というニュース。 当初は「あまりに出来すぎた話」として懐疑的な声もありましたが、ここに来てこの情報を裏付ける強力な状況証拠が次々と揃い始めています。
今回は、なぜこの噂が単なる希望的観測ではなく、CDPRの緻密な戦略の一部であると断言できるのか。その根拠を深掘りします。
証拠1:Fool’s Theoryの起用が埋める「技術的な穴」

最大の根拠は、開発を担当するとされる “Fool’s Theory” の立ち位置です。「なぜCDPR本体ではないのか?」という疑問に対し、技術的な観点から完璧な回答が提示されています。
⭐️CDPR本体の現状
次回作『ウィッチャー4』のために開発環境をUnreal Engine 5 (UE5) へ完全移行済み。
⭐️ウィッチャー3の環境
旧来の自社エンジン REDengine で動作。
もしCDPR本体がW3のDLCを作ろうとすれば、UE5に習熟したスタッフを再び旧エンジンに戻すという巨大な「技術的ロス」が発生します。
しかし、元CDPRスタッフで構成され、REDengineを知り尽くしたFool’s Theoryに委託すれば、本体の足を止めることなく、ネイティブな品質でW3を拡張できるのです。このパズルのハマり具合こそが、情報の信憑性を高めています。
影の立役者「Fool’s Theory」とは?
「Fool’s Theory」は、ポーランド南部に拠点を置くゲームスタジオです。 彼らの最大の特徴は、創設メンバーが『ウィッチャー2』や『ウィッチャー3』の開発に深く関わった元CDPRのベテランたちであるという点です。
彼らは単なる下請けではなく、独自の重厚なRPG(『Seven』や最新作『The Thaumaturge』など)で高い評価を得ている実力派集団です。つまり、彼らはウィッチャーの「魂」を共有する、いわばCDPRの兄弟分のような存在なのです。
証拠2:決算報告が示す「447名」の鉄壁体制

CDPRの最新の財務報告も、この説を間接的に、しかし強力に裏付けています。 報告によると、現在447名の開発者が『ウィッチャー4』に専念しています。
これは過去作のサポートや小規模プロジェクトにリソースを割いていないことを示唆しています。「本体はW4にフルコミットする」という公約を守りつつ、空白期間にコンテンツを供給するには、信頼できる「分家」に任せる以外に選択肢はありません。
つまり、447名がウィッチャー4に集中できている現状こそが、裏で別働隊(Fool’s Theory)が動いていることの証明と言えるのです。
証拠3:「ウィッチャー1 リメイク」との相乗効果

Fool’s Theoryはすでに、公式に『ウィッチャー1 リメイク』の開発を任されています。 W3の新DLC開発は、彼らにとっても大きなメリットがあります。
✒️世界観の予習・復習
ウィッチャー1リメイクを作る上で、ウィッチャー3のアセットやクエスト構造を扱う作業は最高のリハビリになります。
✒️アセットの流用
ウィッチャー3 DLCで作った新しいロケーションやモデルは、将来的にウィッチャー1リメイク(あるいはその逆)のノウハウとして活かせる可能性があります。
結論:これは偶然ではなく「戦略」

「2026年の空白」を埋めるために、CDPRが急造で何かを作っているわけではありません。 「エンジンの壁」を越え、「開発リソース」を守り、「ファンの期待」に応える。 これら全てを同時に満たす唯一の解が「Fool’s Theoryによるウィッチャー3新DLC」だったのです。
証拠は揃いました。あとは公式からの正式なアナウンスを待つのみです。ウィッチャーファンの皆様、銀の剣を磨いておく準備はしておいた方が良さそうです。



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