ウィッチャー4、最新小説のアイデアを取り込む!【Witcher4】

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ウィッチャー4
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開発中の待望の新作「ウィッチャー4」について、ファンにとって興味深いニュースが飛び込んできました。

CD PROJEKT REDのナラティブディレクターが、ウィッチャー4にウィッチャーシリーズの最新小説の要素が盛り込まれることを示唆しました。

これは、前作「ウィッチャー3 ワイルドハント」が当時の最新小説の要素を取り入れた手法を踏襲するものです。本記事では、その具体的な手法と、「ウィッチャー4」への期待について解説します。

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「ウィッチャー3」の手法を再び採用

「ウィッチャー4」のナラティブディレクター、フィリップ・ウェーバー氏は、最新小説「カラスの交差点(Crossroads of Ravens)」のアイデアをゲームに反映させることを認めました。

ウェーバー氏は、「(ウィッチャー3の時と)同様のことが期待できる」と述べており、原作小説シリーズとの密接な連携が続くことを示唆しています。

では、具体的に「ウィッチャー3」ではどのような形で小説の要素が取り入れられたのでしょうか。

「ウィッチャー3」に見る、小説要素の具体的な取り込み事例

「ウィッチャー3」が開発されていた当時、最新刊だった小説が「嵐の季節(Season of Storms)」です。

この小説は、ゲラルトがシリと出会う前の物語で、彼の商売道具である2本の剣が盗まれる事件や、女魔術師ライタ・ニイド(通称コーラル)との関わりが描かれます。

ゲーム内では、これらの要素が以下のような形で巧みに織り込まれています。


圧縮された小像のサイドクエスト

ノヴィグラドで発生するトリス・メリゴールド関連のサイドクエスト「生死に関わる問題」と「またとない機会」では、小説に登場する女魔術師コーラルへの言及があります。

クエスト中に手に入る「兵士の小像」「貴族の小像」は、トリスの力で元の姿に戻すことができますが、この圧縮魔法を使ったのが「嵐の季節」に登場するコーラルなのです。

ゲーム内で彼女の名前が直接語られることで、小説の世界との繋がりを感じさせます。

ゲラルトのセリフに残る記憶

無情なる心

DLC「無情なる心(Hearts of Stone)」では、ゲラルトがオークションハウスについて語る場面があります。ここで彼は

ゲラルト
ゲラルト

昔、俺の剣が競売にかけられたことがある

と発言します。

これはまさに、小説「嵐の季節」のメインプロットである、ゲラルトの剣が盗まれオークションに出品されそうになる出来事を直接指しています。

知っているプレイヤーならニヤリとする、巧みなファンサービスと言えるでしょう。

「ウィッチャー4」への期待

ウィッチャー4

これらの事例からわかるように、CD PROJEKT REDは、小説の要素をメインストーリーに大きく関わらせるのではなく、サイドクエストやキャラクターのセリフといった形で、世界観を深めるために活用してきました。

「ウィッチャー4」でも、最新小説「カラスの交差点」の要素が、物語の背景を豊かにするサイドクエストや、キャラクターの会話、あるいは特定のアイテムとして登場することが予想されます。

まとめ

  • 「ウィッチャー4」は、最新小説「カラスの交差点」のアイデアを取り入れる。
  • これは、前作「ウィッチャー3」が「嵐の季節」の要素を反映した手法を踏襲するもの。
  • 「ウィッチャー3」では、サイドクエストやセリフを通じて小説の出来事が言及された。

原作ファンにとってもゲームファンにとっても、ウィッチャーの世界がどのように進化していくのか、今後の続報から目が離せません。

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