発売が待ち遠しいウィッチャー4について、今のところは大した情報もなく、なかなか進展がない状況です。
発売はまだまだ先のようですが、とりあえずいま判明していることだけをまとめてみました。
ウィッチャー4について
「The Witcher 4」は現在開発中ですが、発売まではまだしばらく時間がかかりそうです。本作はCD Projekt Redが発表した新作群の一つで、AAA RPG三部作、新たな『ウィッチャー』リメイク、『サイバーパンク2077』の続編も含まれています。
ウィッチャー3（2015年）は史上最高のRPGの一つとされており、『サイバーパンク2077』の開発元が再び手掛けるとあって期待が高まっています。
ウィッチャー4では、前作の主人公ゲラルトではなく、シリが新たな主人公として中心に立つことが明かされました。CD Projekt Redはこれを「最も没入感があり、野心的なオープンワールドのウィッチャー作品になる」と語っています。
発売日と対応プラットフォーム
現時点では、発売日も対応プラットフォームも未定です。2024年末に「本格的な制作フェーズに入った」と発表されましたが、2025年3月の決算報告によると、少なくとも2027年までは発売されない見込みです。
トレーラーの内容
2024年の「The Game Awards」で発表されたシネマティックトレーラーでは、シリが若い女性を生贄にしようとする村を阻止し、怪物と激しい戦闘を繰り広げる様子が描かれました。
新たなダークファンタジーの雰囲気が感じられる映像で、興奮したファンも多かったのではないでしょうか。
ゲームプレイと戦闘
『ウィッチャー3』に似たアクションRPGスタイルを継承しつつ、シリならではの特徴が加わります。シリはまだ経験の浅いウィッチャーで、戦闘では常に優位とは限らず、瞬時の判断とタイミングが重要になります。
またシリは魔法と剣術を組み合わせた戦闘スタイルが特徴的で、これは今までのウィッチャーにはいないタイプの戦士となりそうです。
本作はシングルプレイヤーのオープンワールドRPGで、プレイヤーの選択が物語とキャラクターの成長に大きな影響を与えます。
ストーリー概要
シリがウィッチャーとしての道を歩み始めるところから物語が始まります。ディレクターのセバスチャン・カレンバは「長年の構想の中で、主人公はシリであるべきだと確信していた」と語っています。
また、プロデューサーのマウゴジャタ・ミトレガは「シリはオープンで人とのつながりを求める性格。感情と人間関係がサバイバルと同等に重要なテーマになる」と述べています。
ゲラルトとはまた少し違った形で周りの人々と関わっていくことになるのでしょう。
登場キャラクターと声優
シリが主人公として全面に立ちますが、ゲラルトも何らかの形で登場予定です。なぜなら、声優のダグ・コックルがプロジェクトに参加していることが確認されています。
一方、イェネファーの声優デニス・ゴフは本作には未参加とのこと。ウィッチャー4ではイェネファーはでてこないのか、それとも声優が変わるのか・・・今のところは不明です。
オープンワールドの特徴
本作の世界は、より危険で予測不可能なダークファンタジー世界として描かれます。旧秩序が崩壊し、暗黒の力が台頭する中、生き残るには戦闘スキルだけでなく人間関係も重要になります。
マップの大きさは「ウィッチャー3」と同程度とされ、新たな地域も登場します。
選択と結果
ナラティブディレクターのフィリップ・ウェーバーによると、
「この世界には道徳的な曖昧さがあり、善悪の明確な答えはほとんど存在しない」
とのこと。プレイヤーの選択がシリの運命や周囲の人々の生死に大きな影響を与えます。この点は前作ウィッチャー3に共通することかもしれません。
使用エンジンと技術
ウィッチャー4はUnreal Engine 5で開発中です。従来のREDengineからの移行により、より高度なグラフィックと表現力が実現されます。
発表されたトレーラーはリアルタイムレンダリングではないものの、実際のゲーム内モデルを使用して制作されています。
ゲラルトのその後は？
『ウィッチャー3』のエンディングには複数のバリエーションがありましたが、今回の新作では「シリがウィッチャーの道を歩む」展開が前提となっているため、シリの死エンドは除外されたことが分かります。そのためゲラルトもまだ大陸のどこかで生きている可能性が高いです。
おそらくシリとは大きな関わりを持ち、物語上の重要人物になるのではないでしょうか。
まとめ
CD Projekt REDは「ウィッチャー」シリーズの新たな章を、シリという魅力的なキャラクターを通して描こうとしています。発売はまだ先ですが、期待は高まるばかりです。
期待を胸に正座して待ちましょう。
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