CD Projekt REDが開発中の待望の新作、『ウィッチャー4』(コードネーム: Project Polaris)は、Unreal Engine 5を採用し、次世代のオープンワールド体験を提供すると期待されています。
多くのファンが気になるのは、要求されるスペックでしょう。PC版の要求スペック予測に加え、各種コンソール(家庭用ゲーム機)でどのような動作になるのか、現状の情報から予測します。

あくまでも「予測」ね。所詮は当てにならない憶測でしょう。 リリースで現実がどうなるか・・・まだわからないわね。
推定されるPCシステム要件
では各レベルの動作環境に合わせた動作環境を予測していきましょう。
1. 最低動作環境(1080p / 低設定)
ゲームを起動し、グラフィック品質を抑えてストーリーを一通り楽しむための最低ラインと予測されるスペックです。
| プロセッサー (CPU) | ・Intel Core i5-11600K ・AMD Ryzen 5 5600X |
| グラフィック (GPU) | ・Nvidia GeForce RTX 3060 (12 GB) ・AMD Radeon RX 6700 XT (12 GB) |
| メモリ (RAM) | ・16 GB |
| ストレージ | ・200 GB SSD |
| 必要予算 | ・15万円 〜 20万円 |

ゲーマーの方にとっては古いスペックに感じるかも知れませんが、普段重たいゲームをしていない人からするとなかなかのハードルです。
特にグラフィックに関してはビデオカードがなかなか安くならないので、結構な出費になるでしょう。
2. 推奨動作環境(1080p / 高設定)
Full HD(1080p)解像度で、グラフィック品質を高設定(High)にして快適なプレイを目指す場合の標準的なラインです。
| プロセッサー (CPU) | ・Intel Core i5-13600K ・AMD Ryzen 5 7600X |
| グラフィック (GPU) | ・Nvidia GeForce RTX 4070 (12 GB) ・AMD Radeon RX 6800 XT (16 GB) |
| メモリ (RAM) | ・24 GB |
| ストレージ | ・200 GB SSD |
| 必要予算 | ・25万円 〜 35万円 |

現行ミドルクラスのCPUとアッパーミドルGPU(RTX 4070)を搭載した、現在のゲーミングPCの標準的な価格帯です。
3. 高設定環境(1440p / ウルトラ設定)
WQHD(1440p)解像度で、最高設定(Ultra)の美麗なグラフィックスを体験するためのハイスペックな構成です。
| プロセッサー (CPU) | ・Intel Core i9-14900K ・AMD Ryzen 7 7800X3D |
| グラフィック (GPU) | ・Nvidia GeForce RTX 5080 ・RTX 4090 (24 GB) |
| メモリ (RAM) | ・48 GB |
| ストレージ | ・200 GB SSD |
| 必要予算 | ・50万円 〜 70万円 |

RTX 4090や、登場が噂されるRTX 5080といったハイエンドGPUを搭載する場合、PC全体の価格も大幅に上昇します。もはやここまで来ると金持ちの道楽になってきますね。
4. 最高峰環境(4K / ウルトラ設定)
4K(2160p)解像度、ウルトラ設定で、Unreal Engine 5の性能を最大限に引き出すための、まさに「怪物級」のスペックです。
| プロセッサー (CPU) | ・Intel Core Ultra 9 385K ・AMD Ryzen 7 9800X3D |
| グラフィック (GPU) | ・Nvidia GeForce RTX 5090 (32 GB) |
| メモリ (RAM) | ・48 GB |
| ストレージ | ・200 GB SSD |
| 必要予算 | ・80万円 〜 |

2025年10月時点で予測される次世代フラッグシップ機(RTX 5090搭載など)は、最高級のパーツ構成となり、価格は青天井になる可能性があります。

せっかくだから最高の画面で見てほしいけど・・・あなたのお財布と相談してね。
コンソール版(家庭用ゲーム機)の動作予測
『ウィッチャー4』はPCだけでなく、主要な家庭用ゲーム機でのリリースも期待されています。開発もPS5をベースに進められていて、一番最初に発売されるプラットフォームはおそらくPS5になるだろうと言われています。
最新高性能機種:PlayStation 5 (PS5) と Xbox Series X

🎮 PS5
最も期待が持てるプラットフォームの一つです。公式動画で60fpsでの動作が確認されたとの情報もあり、開発がPS5に最適化されて進められていることから、安定したパフォーマンスと美麗なグラフィックの両立が期待できます。
🎮 Xbox Series X
PS5と同等のスペックを持つため、同様に60fpsを目指した快適なプレイ体験が提供されると予測されます。
廉価版:Xbox Series S

現行機ではありますが、Series XやPS5と比較してGPU性能やメモリが抑えられています。そのため、解像度(1080p〜1440p)やフレームレート(30fpsターゲット、あるいはパフォーマンスモードで60fps)で何らかの調整が行われる可能性が高いです。
PlayStation 4 (PS4) と Xbox One(旧世代機)

Unreal Engine 5で構築される次世代タイトルであることを考慮すると、PS4やXbox Oneといった前世代機でのリリースは非常に厳しいと予測されます。
『サイバーパンク2077』の前例を考えても、CD Projekt REDが前世代機版の開発を選択する可能性は低いでしょう。
Nintendo Switch 2

発売されたばかりのNintendo Switch 2は、PS5やSeries Xには及ばないものの、旧世代機から大幅なスペックアップを果たしています。
Unreal Engine 5への対応力次第ですが、リリースされる可能性は十分にあります。ただし、PS5やPCのハイエンド環境とは異なり、携帯モードと据え置きモードの両立のため、独自の最適化(解像度やフレームレートの調整)が施されることになるでしょう。
Nintendo Switch(旧世代機)

旧世代機となったSwitchのスペックで『ウィッチャー4』をネイティブ動作させるのは、ほぼ不可能と見られます。
しかし世界で1億5000千万台以上出荷されたハードでウィッチャー4をリリースすることができれば大きく売上に寄与するのも事実です。
もしリリースされる場合、『ウィッチャー3』のような奇跡的な移植(大幅なグラフィックのダウングレード)か、あるいはクラウドゲーミング版での提供となる可能性が最も高いです。
スペック予測から見る傾向(PC版)
これらのPCスペック予測が正しければ、『ウィッチャー4』はかなりの高スペックを要求するゲームとなりそうです。

特に注目すべきは以下の点です。
✅ ストレージ容量200 GB SSD が要求されており、近年の大規模オープンワールドゲームの傾向を反映しています。ただ、これはそれほど高いハードルではないですね。
✅ メモリ (RAM)
推奨環境で 24 GB、高設定以上では 48 GB と、非常に大きなRAM容量が予測されています。
✅ GPU
Unreal Engine 5の能力を活かすため、特に高解像度ではVRAM(ビデオメモリ)を多く搭載した最新世代のGPUが求められる可能性が高いです。一番お金がかかるところですね。
まとめ:最終決定は「公式発表」を待つのもありだが・・・
繰り返しになりますが、PCスペック・コンソールの動作予測は、すべて開発中の情報や噂に基づく「予測」に過ぎません。
『ウィッチャー4』のリリース(2027年頃と噂されています)に向けてPCのアップグレードや新調を検討している方は、これらの情報を参考程度にしつつ、最終的にはCD Projekt REDからの「公式なシステム要件」の発表を待つのもありです。

ただ最近のパソコンの各種パーツの値上がり傾向を見ると1年後には同じスペックでも価格は2倍近くに上がってもおかしくありません。
どうするかはあなた次第ですね!ちなみに私は高設定環境を年内に整える予定です。


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