「ゲーム1本作るのに、東京スカイツリー🗼が2本建つ金額を使う⁉」
2026年1月23日、ポーランドのアナリストが発表したある予測が、世界のゲーム業界を震撼させました。CD PROJEKT REDが現在開発中の『ウィッチャー4』の総予算が、約8.2億ドル(現在のレートで約1,220億円)に達する見込みだというのです。
1,220億円、これは『GTA VI』の開発費に匹敵し、前作『ウィッチャー3』の10倍近くに及ぶ、歴史的な投資額です。
しかし、ここで一つの疑問が浮かびます。「お金をかければ神ゲーになる」のか?
ゲーム業界の歴史を振り返ると、そこにはポケットマネーで作られた伝説や、国家予算並みの巨費が瞬時に消え去った悲劇など、金銭感覚のネジが飛びまくった「天国と地獄」が広がっていました。

ちょっと待って、1,220億円って言われても規模がピンとこないわよ! わかりやすく言うと、映画『アベンジャーズ/エンドゲーム』の製作費が約500億円強だから、ウィッチャー4はその倍以上の予算を持ってるってこと。
ハリウッド映画超えちゃってるのよ。しかもこれ、前作の10倍って聞いて震えが止まらないわ。ゲラルトさんの給料どれだけ上がるのよ?
【コスパ最強】予算なんて飾りです!アイデアで世界を制したゲーム
巨額予算の話でめまいがしたところで、まずは「お金がなくても世界は取れる」ことを証明した、夢のある事例から見ていきましょう。
Vampire Survivors(ヴァンパイア・サバイバーズ)

| 開発費 | 約20万円(推定) |
| 結果 | 売上数十億円規模、世界中でフォロワー作品が大量発生 |
開発者が週末にコツコツ作ったドット絵のゲーム。派手なムービーも広大なマップもありませんが、「敵を倒してレベルを上げる」という快感だけで世界中を中毒にしました。

これぞインディードリームの極致ね! 開発者のPoncle氏がアセットストアで売ってる安い素材(約2,000円とか)を使って作ったのは有名な話。グラフィックが綺麗なら面白いわけじゃない、人間の脳汁が出るポイントさえ押さえれば勝ち、ということを業界に知らしめた罪深い作品よ。
ヴァンサバ系という一ジャンルを築き上げた恐ろしいゲームなの。
Minecraft(マインクラフト)

| 開発費 | ほぼ人件費のみ(個人開発スタート) |
| 結果 | マイクロソフトに約2,600億円で売却! |
知らない人のいない超有名なこのゲームも最初はたった一人のプログラマーが作った「ブロック遊び」でした。説明不要の、世界で最も売れたゲームです。

マイクラの凄いところは、未完成のα版(アルファ版)の段階から売り出して、その資金で開発を続けたことね。最初は本当にただブロックを置くだけのゲームだったのに、今や教育現場でも使われる『デジタルレゴ』になったわ。初期に数ドルで買った古参ファンは、自分が育てたって胸を張っていいと思う
【札束の殴り合い】お金の力で歴史を変えた怪物たち
次は、巨額の予算を正しく使い、見事に回収してみせた「王者の風格」漂うタイトルです。
Grand Theft Auto V(GTA5)

| 総予算 | 約2.65億ドル(当時のレートで約265億円) |
| 結果 | 発売3日で10億ドル(約1,000億円)を回収 |
映画級の予算をかけましたが、発売から24時間以内に開発費と宣伝費をすべて回収しました。それ以降の売上はすべて利益。「世界で最も収益を上げたエンターテインメント製品」の一つです。

GTA Vの凄さは、発売から10年以上経っても『GTAオンライン』で稼ぎ続けていることよ。 開発費265億円なんて、その後の利益に比べたら端した金レベル。ロックスター・ゲームス(開発元)は、マップの作り込みもラジオの選曲も変態的なこだわりを見せるけど、それが全部プレイヤーの没入感に繋がってるから誰も文句言えないのよね
Star Citizen(スター・シチズン)

| 調達額 | 7億ドル以上(現在も更新中) |
| 結果 | 未だに完成していない(α版稼働中) |
クラウドファンディングで資金を集め続けている宇宙シミュレーター。特定の販売元がついているわけではなく、ユーザーからの寄付で開発が続いています。

出たわね、ゲーム業界のサグラダ・ファミリア。もう10年以上開発してるのに、まだ正式リリースしてないのよ? でも宇宙船一隻に数万円払う熱狂的なファンがいるから成立してるの。
これはもうゲームというより『宇宙に移住する夢』にお金を払ってる宗教に近いわね。ウィッチャー4の予算も凄いけど、こっちは『終わらない』という意味で異常値よ
【閲覧注意】巨額投資が灰になった「爆死」の記憶
1,200億円という数字を聞いて、業界関係者が青ざめる理由。それは「お金をかけてもコケる時はコケる」という残酷な現実があるからです。
Concord(コンコード)

| 開発費 | 数億ドル規模 |
| 開発期間 | 約8年 |
| 結果 | 発売から約2週間でサービス終了 |
2024年、ソニーが満を持して送り出したシューティングゲームですが、記録的な不振により、リリースからわずか10数日でサーバーを閉じるという前代未聞の事態になりました。

これは……触れるのも辛い最近の古傷ね。8年という歳月と数百億円の予算が、たった2週間で虚無に帰したホラー事例よ。ウィッチャー4の予算がこれの倍以上って考えると、もしコケたらCD PROJEKT REDごと消滅しかねないわ。ハイリスクハイリターンにも程があるでしょ
Anthem(アンセム)

| 開発費 | 1億ドル以上 |
| 結果 | 未完成のまま発売し大炎上、作り直し計画も中止 |
『マスエフェクト』や『ドラゴンエイジ』で知られる名門スタジオBioWareが、社運を賭けて開発した超大作。「アイアンマンのように空を飛べる」という触れ込みで、発売前の期待値はMAXでした。
しかし蓋を開ければ、バグだらけ&中身スカスカ。ロードマップにあった「Anthem 2.0」も結局キャンセルされ、巨額の投資は闇に消えました。

出た、AAA級の『虚無』ゲー。 グラフィックは超綺麗だし、空を飛ぶのは楽しかったのよ。でもそれ以外にやることが何もなかったの。『名門スタジオが巨額予算で作れば絶対面白い』という神話を粉々に砕いた記念碑的作品ね。CDPRもRPGの名門だから、他人事じゃないはずよ……
まとめ:ウィッチャー4の1,200億円は「希望」か「狂気」か
20万円で作られたゲームが世界を熱狂させる一方で、数百億円かけた大作が一瞬で消えていく。そんな世界で、CD PROJEKT REDはあえて1,220億円というチップをテーブルに積みました。

最後に、この狂気的な賭けについてアイちゃんはどう見ているのでしょうか。

結局のところ、ウィッチャー4のこの予算は『失敗できない保険』でもあるのよ。 前作『サイバーパンク2077』の発売初期、バグまみれで返金騒動になったのを覚えてる? あの会社はもう二度とあんな思いをしたくないはず。
だから、開発人員の確保、品質管理(デバッグ)、そして世界中を巻き込むマーケティングに、これでもかと資金を注ぎ込んで『絶対にコケない体制』を作ろうとしてるんじゃないかしら。
1,220億円のゲームがどんな体験をさせてくれるのか。ゲーマーとしては、その狂気じみた本気を正座して待つしかないわね!
私たちユーザーにできることは、その巨額予算が「最高の世界」を作るために使われることを祈りつつ、発売日を待つことだけです。
続報を楽しみに待ちましょう!


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