2022年、突如として発表され、世界中のゲームファンを熱狂させたCD PROJEKT REDの最新作『The Witcher 4』(コードネーム: Polaris)。伝説のウィッチャー「リヴィアのゲラルト」の物語に一区切りがついた今、私たちは新たなサーガの幕開けを目の当たりにしようとしています。
この記事では、現在までに判明している『ウィッチャー4』の公式情報、ファンの間で飛び交う期待や考察、そして開発に使用される最新技術について、どこよりも詳しく解説していきます。

ウィッチャー3を何周したか分からないくらい遊び倒したから、新作の情報は本当に嬉しい!ゲラルトの物語は最高だったけど、シリが主人公になる新しい冒険も絶対に面白いって信じてる!

最近セールでウィッチャー3を始めたばかり。広大な世界と重厚な物語に圧倒されてる最中に4のニュースを知って、モチベーションが最高潮に!クリアする頃には続報が出てるかな?
さあ、次世代の「大陸(Continent)」で私たちを待ち受ける冒険の断片を、一緒に覗いてみましょう。
『ウィッチャー4』確定情報まとめ
まずは、CD PROJEKT REDから公式に発表されている確定情報から整理していきます。
主人公は「シリ」!新たなサーガの幕開け

『ウィッチャー4』の主人公は、ゲラルトの養女であり、「古き血脈」を受け継ぐシリ(シリラ・フィオナ・エレン・リアノン)です。
これは、ゲラルトの物語が『3』で完結したことを受け、新たな三部作の幕開けを飾るにふさわしい選択と言えるでしょう。開発陣も「シリが主人公になるのは自然な流れだった」と語っており、彼女の持つ複雑で多面的なキャラクター性を深く掘り下げていくとのこと。

ゲラルトが高潔で勇敢な、いわば完成されたウィッチャーであったのに対し、シリは反抗的で獰猛、そして人との繋がりを求める若きウィッチャーとして描かれます。このキャラクター性の違いが、物語やゲームプレイに新たな深みをもたらすことは間違いありません。
発売日と対応プラットフォームは?
現時点で、『ウィッチャー4』の正式な発売日や対応プラットフォームは発表されていません。
しかし、開発が本格的な制作段階に入ったのが2024年後半であること、そして2025年3月の決算報告から、発売は早くても2027年以降になる可能性が高いと見られています。

プラットフォームについては明言されていませんが、開発エンジンや発売時期を考えると、PC、PlayStation 5、Xbox Series X|Sが主要な対象となるでしょう。
ストーリー:よりダークに、より重厚に

『ウィッチャー4』は、古い秩序が崩壊し、闇の勢力が台頭する、これまで以上に危険で予測不可能な世界が舞台となります。物語の核となるのは、シリの「運命との戦い」。プレイヤーが下す一つ一つの決断が、シリ自身の運命、そして彼女が大切に思う人々の運命を大きく左右します。

ウィッチャーの魅力は、単純な善悪二元論じゃないところ。道徳的にグレーな選択を迫られるのがたまらない。4はもっとダークになるって聞いて、今からワクワクが止まらないよ。
「The Game Awards 2024」で公開されたシネマティックトレーラーでは、シリがある村の因習(若い女性の生贄)に介入し、怪物だけでなく人間社会の悪とも対峙する姿が描かれました。この映像は、本作が描く道徳的な曖昧さと、選択がもたらす過酷な結果を象徴しています。
ゲームプレイと戦闘:シリならではのアクション
ゲームの基本的な枠組みは、『3』と同じくシングルプレイヤーのオープンワールドRPGとなります。しかし、戦闘システムは主人公の交代に伴い、大きく進化するようです。

シリはゲラルトと異なり、強力な魔法を戦闘にシームレスに組み込むことができます。 トレーラーでも、瞬間移動のような動きで敵を翻弄し、魔法で攻撃する姿が確認できました。剣術と魔法を融合させた、スピーディーでスタイリッシュなアクションが期待されます。
舞台:新たな地域と生きている世界
マップの広さは『3』とほぼ同規模でありながら、シリーズで未登場の新たな地域が登場することが示唆されています。技術デモでは、森林に覆われた「コヴィリ地方」の港町「ヴァルドレスト」の一部が公開されました。

そこでは、シリが歩くだけでNPCたちが警戒の視線を向けたり、道を譲ったりと、プレイヤーの存在に対して世界がリアルに反応する様子が描かれていました。これは、次世代のオープンワールド体験への期待を大きく膨らませるものでした。
最新技術「Unreal Engine 5」が描く世界

『ウィッチャー4』は、自社開発の「REDengine」に代わり、Epic Games社の「Unreal Engine 5」を採用して開発が進められています。この技術的な転換は、本作のビジュアルと没入感を飛躍的に向上させるための決断です。

UE5の技術デモ、鳥肌が立った…。光の表現とか、キャラクターの質感とか、もはや実写じゃん。このクオリティでウィッチャーの世界を冒険できるなんて、想像しただけでやばい。
公開された技術デモでは、フォトリアルなグラフィックスはもちろん、シリと愛馬ケルピーの滑らかな連携、物理演算に基づいたリアルな馬の動きなどが披露されました。

CD PROJEKT REDが持つオープンワールドゲーム開発のノウハウと、Unreal Engine 5の最先端技術が融合することで、私たちは「これまでで最も没入感のあるウィッチャーゲーム」を体験することになるでしょう。
ファンの考察と筆者の期待
確定情報だけでも期待は高まる一方ですが、ファンの間ではいくつかの考察が飛び交っています。
ゲラルトは登場するのか?
多くのファンが最も気にしているのが、「ゲラルトの登場」でしょう。 朗報として、ゲラルトの声優であるDoug Cockle氏が本作に参加することが決定しています。

ただし、それがどのような形での登場になるかは不明です。『3』のエンディングによってはゲラルトはトリスやイェネファーと共に穏やかな引退生活を送っているため、物語の核心に関わるというよりは、シリの回想シーンや、助言者としてのカメオ出演といった形になる可能性が考えられます。いずれにせよ、再び彼の声を聞けるのはファンにとって嬉しいニュースです。
筆者の期待:シリというキャラクターの深掘り
私(筆者)が最も期待しているのは、シリというキャラクターの人間的な成長と葛藤の物語です。彼女は強大な力を持ちながらも、その力に翻弄され、愛する人々を失う悲しみを経験してきました。

『4』では、彼女が「ウィッチャー」として、そして一人の人間として、自らの「道」をどう切り拓いていくのか。プレイヤーの選択が彼女の内面にどのような影響を与え、どのような「シリ」を形作っていくのか、その過程を体験できることを心から楽しみにしています。
Unreal Engine 5で描かれる、より陰鬱で美しいダークファンタジーの世界で、シリと共に運命に抗う旅に出られる日を、今はただ待ちたいと思います。
まとめ

『The Witcher 4』は、伝説的なシリーズの新たな一歩を踏み出す、極めて野心的なプロジェクトです。
⚔️主人公はシリとなり、新たな三部作が始動
⚔️発売は2027年以降が有力
⚔️Unreal Engine 5による次世代のビジュアルと没入感
⚔️よりダークで、選択の重みが問われる物語
まだ多くの謎に包まれていますが、公開された断片的な情報だけでも、そのポテンシャルの高さは計り知れません。今後もCD PROJEKT REDから発信される続報に注目していきましょう!


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